山田平安堂 | |
読みがな | やまだへいあんどう |
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創業 | 大正八年(1919年) |
所在地 | 東京都渋谷区猿楽町 |
英語でJAPANと呼ばれる漆器は、
日本を代表する伝統工芸品の一つ。
その老舗、山田平安堂は大正八年、日本橋に生まれました。
初代店主である山田幸之助は、雅やかな京の漆器に魅了され、
京都の漆器屋で修業を積んだ人です。
当時東京で漆器というと、実用的で無骨なものが多かったので、
そこに「京漆器の魅力」を紹介したい、
という思いから東京で店を開いたのだそうです。
山田平安堂の漆器は、
継承工房の塗部たちが一つ一つ手作業で作り上げるもので、
伝統の古典美をたたえるそれらは、まさしく芸術品と言えましょう。
また、漆を塗る前の段階「木地」においても伝統の技が光り、
椀木地師・指物木地師・曲げ物木地師・朴木地師と、
製品ごとに専門の職人が務めているのです。
こうして伝承技術を重んじ、雅で柔らかな京漆を伝える山田平安堂は、
戦後には宮内庁御用達ブランドとなり、多くの漆器をお納めしています。
これらは皇室の皆様がお使いになるだけでなく、
陛下から各国元首への贈り物ともされ、
各国でも高い評価を得ているそうです。
現在、日本ではなかなか漆器を用いる場面も減っていますが、
このように世界で、高い技術と美術性が評価されているのはなんとも嬉しいものです。
山田平安堂は何百万円もするような高価な重箱から、
普段使いの椀、箸、ファッション小物など様々な製品を作っていますし、
ネットショップでの取り扱いも幅広くあります。
ぜひ、一級の漆器を日本人の誇りとして生活に取り入れたいものですね。
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山田平安堂 | |
読みがな | やまだへいあんどう |
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創業 | 大正八年(1919年) |
所在地 | 東京都渋谷区猿楽町 |
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