柿右衛門窯 | |
読みがな | かきえもんがま |
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創業 | 元和二年(1616年) |
所在地 | 佐賀県西松浦郡有田町 |
初代柿右衛門は、今から400年ほど前に窯を開きました。
以降、現在に至るまで代々「柿右衛門」を名乗り、
美しい有田焼を作成しています。
現当主である酒井田柿右衛門は14代目。
多摩美術大学日本画科に学び、1982年に襲名すると数々の実績を重ね、
2001年には人間国宝となっています。
歴代柿右衛門の功績も素晴らしいもので、
それぞれに様々な賞を受け、国内外で高い評価を得てきました。
11代目には宮内庁御用達の看板を許されるまでに至り、
その仕事は現在まで脈々と受け継がれています。
そんな柿右衛門の大きな特徴は、
「柿右衛門様式」と呼ばれる赤絵を用いた図柄。
青と白を主体とする有田焼で、赤絵を始めて用いたのは柿右衛門窯でした。
また、元来青みを帯びる有田焼の素地において純白の色を出す「濁手」。
この、一時期は途絶えた至難の業を蘇らせたのも、柿右衛門窯です。
そして、この二つをより美しく生かすのが
柿右衛門の「余白」使いでしょう。
素地いっぱいに艶やかな絵柄を展開する有田焼の中で、
柿右衛門窯では、まるで日本画のように余白を持たせ、
繊細な息遣いや余韻を感じさせるのです。
ここに日本人らしい美意識、広がりが見え、
華やかながら落ち着いた面持ちとなります。
写しでも十数万と言われる柿右衛門窯の作品は、
その名声から贋作も多く出回っています。
ネットショップでの取り扱いもありますが、
信頼のおける店から購入したいものですね。
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柿右衛門窯 | |
読みがな | かきえもんがま |
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創業 | 元和二年(1616年) |
所在地 | 佐賀県西松浦郡有田町 |
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