宮脇賣扇庵 | |
読みがな | みやわきばいせんあん |
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創業 | 文政六年(1823年) |
所在地 | 京都府京都市中京区六角通 |
扇子が発明されたのははるか昔、日本でのことです。
もともとは木簡の片方に穴をあけて紐で束ねた筆記用具、
今でいうメモ帳のようなものでした。
それが、暑いときに扇ぐ道具となり、紙を張ったり絵を描いたりして、
扇ぐ以外にも贈り物や飾りなどにも使われ、
儀礼の道具としても重宝され、発展していったのです。
今もなお、暑さをしのぐ日常の雑貨としても、舞や儀式の道具にも使われ、
その繊細な美しさや様々な絵柄、作りで、贈り物や飾りにも使われる扇子。
日本では約九割が京都で生産されているそうですが、
そのトップたるブランドが、皇室にも扇をお納めする宮脇賣扇庵です。
宮廷での公式行事に欠かせない扇子。
特に皇族の方々は、門外不出の品を代々受け継がれるのだそうで、
そういった上質の品をお納めしているわけです。
また、昭和三十四年には当時の皇太子殿下のご成婚に際し、
お祝いの扇をお納めするなど、その縁は深いものです。
そこに宮脇賣扇庵の扇子が選ばれるのは、
手触りや開きの具合、重さや使い勝手など、実用と美しさを一体とした、
伝統の扇を作っているからでしょう。
20余りの工程をふみ、87回職人の手を通ると言われる扇子。
その作業を行う職人は近代化とともに減っていますが、
宮脇賣扇庵は優れた職人を擁しています。
また、その技術をより高め、さらに次の世代に伝承、守ってきました。
日本の伝統技法、長い歴史の中で培われ完成した美しい扇子は、
扇げばきっとその風もより涼やかなことでしょうね。
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宮脇賣扇庵 | |
読みがな | みやわきばいせんあん |
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創業 | 文政六年(1823年) |
所在地 | 京都府京都市中京区六角通 |
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