生活に華やぎを添える「京都鳩居堂」の匂い袋

京都鳩居堂
読みがな きょうときゅうきょどう
創業 寛文三年(1663年)
所在地 京都府京都市中京区寺町

 

和文具・香の老舗として知られる鳩居堂。
その始まりは今から約350年前、
熊谷直実の子孫・熊谷直心が創業した薬種商でした。

 

その後、薬種と香の原料が共通することから、薫香線香の製造を始めます。
同じころ、薬種原料の輸入元である中国から、
書画用文具の輸入・販売も始まりました。

 

そして長い歴史の中で、筆や墨の研究を行い、
中国製をもしのぐ独自の技術を開発していきました。
その高い技術は、文人墨客らの評価も大変高いものだったそうです。

 

また、鳩居堂の歴代当主たちは、
社会貢献や国事への尽力も惜しまない人格者たちで、
様々な功績は高く評価されています。
このような姿勢が店や商品にも表れ、
350年の長きにわたって、人々に愛されてきたのでしょう。

 

そんな中、八代目熊谷直行は、時の太政大臣であった三条実美公より、
900年来伝承されてきた秘方「宮中御用の合せ香」の全てを伝授されます。

 

平安朝に生まれた日本の香りは、
一子相伝として今なお、鳩居堂に伝えられているそうです。
このころから、鳩居堂は皇室の御用をお受けするようになり、
このお勤めも現在まで脈々と受け継がれています。

 

現在、鳩居堂は香や書画用品の他、
はがきや便せん、封筒、金封、和紙製品など幅広く取り扱っています。

 

そこには、日本の伝統を守り育てる、という自負
それを実現する匠の技、本物へのこだわりが随所に光っています。
便せんや原稿用紙への名入れなどもあり、
気の利いた贈り物にもぴったりでしょう。

 

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京都鳩居堂
読みがな きょうときゅうきょどう
創業 寛文三年(1663年)
所在地 京都府京都市中京区寺町

 

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